四国八十八カ寺霊場 第39番札所 延光寺  えんこうじ

住所  高知県宿毛市平田町中山390 電話 0880−66−0225

神亀元年(724)、聖武天皇の勅願を受け行基が開基し、本坊と12坊を建立願所となり、弘法大師が巡錫。日光・月光の両脇侍を安置し寺を再興。山号を薬師の瑞相にちなんで亀鶴山と称し、院号は施薬院、寺号を宝光寺と名付けた。のちの廷暦十四年(七九五)当地へ来錫した弘法大師は、当寺の霊域を天皇に秦答し勅願所として増再建、日光月光の両菩薩を刻んで脇侍とされたという。さらに大師は、中山郷の里人たちが飲み水に苦しんでいるのをみ、錫杖で地面を突き、清水を涌出させて里人の苦境を救ったという故事もあるこの水は(目洗い井戸)と呼ばれて現在も本堂の横にある。在も眼病に御利益があると伝えられ、信者は井戸水で日を洗って眼病治癒を祈願している。年代を約二百年ほど経た廷喜十一年(九一一)赤亀が梵鐘を背負って出現したことがあり、その奇蹟躇を愛でそれまでの山号院号寺号を現在のものに改写した。寺宝に梵鐘、帰勢金岡筆の笑不動の軸などがある。中世に入って寺は大いに栄えたものの近世には寺運は衰退し、一時廃寺となるが、間もなく再興された。広々とした境内に建つ堂宇は本堂と大師堂のろいずれも500mほど離れた場所には奥の院、南光院がある。



  
本尊 
薬師如来

開基
行基如来

本尊の真言  
おん
ころころ 
せんだり
まとうぎ 
そわか


上 本堂      下 春の本堂



大 師 堂

梵 鐘
延喜11年(911)の銘が入った梵鐘は、国の重要文化財に指定された寺宝。赤い亀が背中に乗せて、竜宮械から持ち帰ったものであるといわれている。この時より寺の山号はこの伝説にちなんで、赤亀山廷光寺と改められたと言う これは高知県内でも古いものであるといわれている。また、





洗いの井戸
境内の片隅にある「眼洗いの井戸」。これは水不足に因っていた住人のために、弘法大師が
錫杖で地面突いて湧き出させたという霊水だ。その後眼病にご利益があると伝えら
たため、信者は井戸水で目を洗って眼病治癒を祈願している。









納経所

亀の白衣の朱印はここで押してもらいます 1衣枚 200円


お申し込みは下まで  四国八十八ケ所霊場会公認 大先達
770-8071 
徳島市八万町中津山4−129 
徳島個人 中村タクシ− 中 村 功
電話 088−653−0280 
FAX 088−653−0480 
携帯 090−8281−4679

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