住所 徳島県板野郡板野町羅漢
寺院名 無尽山地蔵寺(むじんざん じぞうじ) 宗派 真言宗御室派
電話 088−672−4111
本尊 延命地蔵菩薩 開基 弘法大師
本尊の真言 おん かかかび まんまえい そわか
ご詠歌 六道の能化の地蔵大菩薩 導きたまえこの世後の世
本尊の勝軍地蔵菩薩は弘法大師の作。多くの武将や阿波藩主などの信仰により広大な土地を有する弘仁十二年(八一一)嵯峨天皇の勅願を受けた弘法大師は、この寺を開くと共に勝軍地蔵菩薩(一寸八分一五、六センチ)を刻んで本尊とされた。その後、紀州熊野権現の神霊を遷す勤めを仰せつかった浄函上人が、権現のお告げと霊木を授かって下向し、二尺七寸の延命地蔵尊を刻みその胎内へ、大師の刻まれた勝軍地蔵菩薩を納められた。寺は嵯峨、淳仁、仁明天皇のご帰依をはじめ、なかでも義経、蜂須賀家などの武将たちの信仰が厚く、寄進により領域は宏大であった。また、境内の裏山には五百羅漢がある。これは安永四年に実聞、実名といぅ兄前憎が建てた |
この地は「羅漢」とよばれているが、書から「羅漠さん」の名で親しまている寺境内へ入ると弘法大師お手植えのイチョウの巨木があり、左に本堂、正面が本彷、右に大師堂と淡島堂がある。ご本尊は地蔵菩薩。胎内に弘法大師が刻まれた勝軍地蔵が納められている。かつては三百の末寺をもつ中本寺で、高野山の管長、大覚寺、仁和寺門跡を出した名刹。本堂裏手の石段を上ると、コの字型の羅漠堂がある。正面に釈迦如来、左に弥勧菩薩、右に弘法大師を奉安し、廻廊に等身大の五百羅藻が安置されている。実名、実開の二憎が生涯を通じて諸国を行脚し、それによって得た浄財で羅漢像をおさめて堂字を建立した。大正四年の火災で堂宇を焼失し、その後再建したのが現在の御堂。喜怒哀楽の表情をして、薄暗い堂内で身動き一つせずに立ち並ぶ五百の羅漠さんは、どこか親しみ深く、身近に感じられる |
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六 角 堂
納 経 所
水 琴 窟
ここが見所 五百羅漢 奥の院 安永4年(1775)、実聞 実名という兄弟の僧によって創建。しかし大正4年に参拝者の 火の不始末で火事となり、堂宇もろとも羅漢の大部分が焼失。現在あるものは大正かち昭和 にかけて作られたもの。約200体の羅漢はコの字型に並んでいる弥勒堂、釈伽堂、大師堂 の中に数々の仏像とともに収められている。羅漢とは、釈迦の弟子で人間として最高の 境地に達した者のことをいう。しかし、仏ではないので、怒ったり、笑ったり、悲しんだり と表情が実に人間的。そのためこの羅漢の中には、必ず自分の姿や親しい人に似た顔がいるそうだ。また木造の羅漢というのも、全国田には珍しい。 |
秋の第5番札所
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上板町立 歴史民族資料館
阿波和三盆糖や藍染の歴史や資料、昔の暮らしぶりが紹介されている
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