住所 香川県善通寺市吉原1091 電話 0877−63−0073
出釈迦寺は、蔓茶羅寺から歩いて5分ほどのところ、
我拝師山の中復にある。我拝師山には奥の院があります
本尊 釈迦如来 開基 弘法大師 本尊の真言 のうまく さんまんだ ぼだなん ばく |
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本 堂
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捨身ケ嶽騨定 我拝師山の頂上に建つ奥之院。境内から約1・8b歩いて約40分の登り。さらに100m先に石の護摩壇と稚児大師俸が立っている。そこが大師が身を投げた岩場行揚)である。鎖を使って岩場を登れば、下は谷底。しかし、讃岐平野から瀬戸内海の島々まで見渡せる眺望が目前に広がる。 |
弘法大師七歳のとき、471メートルのわい濃山の頂きに登り「仏門に入り、多くの人を衆生を救わんとするわが願い、成就するものならば霊験を、さもなくば、賭したこの身を諸仏に奉げると念じて裁りたつ断崖から身を投げた。すると、落下する大師の下方に紫雲がたなびき、蓮華の花に座した釈迦如来が出現「一生成仏」の宣を授け、大師の願いは叶えられたという。そこで大師は、出現した釈迦如来の尊像を刻んで本尊とし、出釈迦寺と命名の寺をその麓に創建すると共に、得た霊験から山号を我拝師山と改称せられた。 奥の院遥拝所にある石碑には、釈迦如来と天女の姿と捨て身の大師の図が刻まれている。山門を入ると、正面の小高いところに本堂があり、その右隣に大師堂と庫裡がある。本堂左手の石段を少し上ると虚空蔵堂がある。 |