四国八十八カ所霊場 
第79番札所  高照院天皇寺

 こうしょういんてんのうじ

住所 香川県坂出市西庄町字天皇1713−2  電話  0877−46−3508



本尊 

十一面観世音菩薩

開基 

弘法大師

本尊の真言 

おん まか 
きやろにきや 
そわか
         





山門前に駐車して鳥居のある門を入ると参道正面に白峰宮、左手に本堂と大師堂が
棟続きで、並んで立っている。建物は江戸時代、松平家によって再建されたもの。



保元元年(1156)、保元の乱にやぶれた崇徳(すとく)上皇は讃岐へ配流。現在の坂出市内にあった雲井御所 本丸殿〈このまるでん)で過ごしたが、当寺へもよく来られた。長寛2年(1164)8月、この地で上皇崩御。都から葬儀の指示があるまでの約20日間、遺体は八十場の泉に浸けて保存され、棺は当寺に安置された。その後、上皇の冥福を祈願して崇徳天皇社が建立され、当寺はその神宮寺となった。天皇ゆかりの寺ということで「天皇寺」と呼ばれるようになったという。その後、3万坪の広大な境内をもつ寺となったが、天正年間に兵火にあい焼失。跡地に摩尼珠院筆頭末寺の高照院(こうしょういん〉が移転、本尊を移して「天皇寺高照院」と号した。このため地元では「高照院さん」とも呼ばれている。




寺伝によると、弘仁年間宮10〜823)、弘法大師ご巡錫のおり、近くの八十場(やそば)の霊泉を通りかかった時、霊気を感じ、薬師如来を彫って寺を建立したという。この地に来錫した弘法“大師は空中より霊妙の声を訊いた。大師は早速、八十八の霊泉で得た霊木で十一面観世音菩薩、愛染明王、阿弥陀如来の三尊像を刻み、堂宇を建立して金華山・摩尼珠院・妙成就.寺と名づけて四国第七十九番札所と.定められた。その後、保元の乱で敗れ、讃岐の地に流され鼓ケ岡で崩御された崇徳上皇。その死を京の都へ奉聞するあいだ天皇の柩を安置したのがこの寺であり、そのことから寺号を天皇寺と改号した。ちなみに、崩御した崇徳上皇を祀ってあるのは八十一番・白峰寺である。この寺も天正の長曽我部の兵火にかかって全焼失したが、天和二年一月に再興した。さらに明治初年の神仏分離令によつて一時廃寺となっていたが、末寺の照院を合併して再興をはかり以後、高照院と改号した。









現在納経は本坊ですがたまにここでも納経します



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