四国八十八カ所霊場 第84番札所 屋島寺 やしまじ

住所  香川県高松市屋島東町 電話 087−841−9418

 

高松駅から国道11号線を徳島にむかうと屋根のような形からその名がついた屋島が見える。頂上は北嶺と南嶺に分けられる。

本尊  

十一面千手観世音菩薩

開基 

鑑真和上

本尊の真言

おん ばざら 
たらま きりく
         

       
本   堂

仁王門をくぐると四天門があり、参道の正面に朱塗りの柱が鮮やかな、本瓦葦きの立派な本堂がある。国の重要文化財に指定されている。本堂に向かって右に大師堂があり、その手前に三体堂、千体堂があって、千体堂の前に鐘楼堂がある。鐘楼の梵鐘は、弘応2(1223)年に鎗造されたもので、僧蓮阿弥陀仏が鋳師工師宗支に造らせたという。梵鐘も重要文化財になっている本堂の左には、納経所や宝物館があり、宝物館には源平盛衰記絵巻物、屋島合戦屏風、徳川家康用太刀などが展示されている屋島は源平合戦の舞台として広く知られているが、観光地としても見るべきのが多い。屋島寺で有名な雪の庭は本堂の左にあり、白い凝灰岩が現れていて、積雪のように見えることからその名がついた。また四囲の狸の絶大将、狸太三郎が祀られている。狸は夫婦仲がいいそうで、夫婦円満、家庭円満、縁結びの神として、信仰を集めている。寺近くの「獅子れいがんの霊巌」は弘法大師が一夜で本堂を建立した時、夕方になったために時間の延長を祈願した史跡だといわれ、源平合戦の史跡はたくさんあり、屋島は島全域が国の史跡に指定されている。
源平合戦に縁の深いお寺屋島寺天平勝宝六年、唐の国より正武に和国に迎えられた鑑莫和上が来朝の際、おとずれたのが屋島山上。和上は山上の北嶺こそ伽藍建立の霊地なりとて念誦、開基した。その後、和上の弟子の恵雲師が登攣し、和上の開創した霊地に堂宇を建立したのがはじまりであり、恵雲師は第一代目の住職となった。弘仁六年(八一五) には、嵯峨天皇の勅願を奉じて来錫した弘法大師が、それまで北嶺にあった伽藍を現在の南嶺に移すとともに弘法大師が伽藍を現在の南嶺に造営して、中興開山の祖と仰がれた。境内には650年ほど昔の鎌倉時代後期に建てられた本堂があり、全身に漆を塗り金箔をおいたカヤ一木造りの本尊十一面千手観世音菩薩が安置されており、光背と御手は制作当初のまま残されている。本堂、本尊共に重要文化財に指定されている。「平家供養の鐘」と呼ばれる鐘楼の釣り鐘や書院庭園「雪の庭」、弘法大師が宝珠を投げ入れた瑠璃宝池(血の池)などがあり寺宝に乎垂盛寄進の鉄灯籠、土佐光信筆源平合戦図、悪七兵衛景清の守本尊である千手観世音菩薩像などがある。

宝物鋸
源平合戦の遺物や宝物など、当寺に伝わる寺宝を保存・展示している。土佐造画「屋島合戦屏風、雪舟画「滝見観音「鑑真和上肖像高松藩主松平頼垂が寄進した徳川家康所持太刀など貴重なものが多く、屋島と屋島寺の歴史がうかがええる











納 経 所







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