四国88カ所霊場 第85番札所 八栗寺 やくりじ

住所  香川県木田郡牟礼町 電話087−845−9603



本 堂

本尊 

正観世音菩薩

開基 

弘法大師

本尊の真言 

おん あろりきや 
そわか
         

本堂
文禄年間に無辺上人が再建したものを、寛永19年(1642)に松平頼重が現在の本堂に再建。さらに宝永6年(1709〉、松平頼豊が現在地に移築・修復した。松平家の祈願寺であったため、屋根には葵の紋が入っている。本尊の聖観世音菩薩は等身大で、伝・弘法大師作。
 
大師堂
裏参道口から本堂に至るまでの右側にある。江戸時代、本堂などとともに再建されたもの。横には朱塗りもあざやかな多宝塔も建っている。

聖天さま
聖天さまは、商売繁盛、結びに霊験がある本堂の左手前には聖天堂があり、ここには歓喜天が祀られている。この歓喜天は木喰以空上人が、東福門院(後水尾天皇妃)から賜ったといわれる歓喜天(弘法大師作で、高さ15m余の黄金像)で、秘仏である。歓喜天は「聖天さま」とも称されている。歓喜天は、あらゆる災いを取り除き人々に福を招くという天尊であり、とりわけ商売繁盛、合格祈願、縁結びなどに霊験があることで広く知られている。

古戦場屋島の東 海抜375メートルの切り立つた五剣山があるそこに天長六牛 (八二七) 弘法大師がこの山に登って求聞持の法を修されその満願日に空中より五柄の利剣が降り、金剛蔵王が示現、山の鎮護を告げられた。大師はその剣を山の中腹に埋め、岩盤に毘慮遽邪の像を刻みしかるのち千手観世音菩薩像を刻んで登宇を建立、当山を五剣山と号した。五剣山の名は五つの峰が剣の尖のようにそびえ立っていることからつけられたが、元禄十一年(一六九八)の豪雨で西の峰が半分に割れ、宝永三年(一七〇六)の地震で東の峰が崩れ、現在は四峰になっている。仁王門を入ると正面が本堂で、弘法大師作といわれる本尊聖観世音が安置されている寺は天長六年(八二九)の創建で、当初は千手観世音の小像を安置し、千手院と称していた。弘法大師は幼少のころよりこの山に登り、土で仏像などをつくられたが、後に求岡持の法を修されているとき五柄の利剣が虚空より降ってきたので五剣山と名づけ、山項からは入ヵ国が見えるので八国寺とし、大師が人唐前に植えた入本の栗の木が、帰国後ことごとく生長繁茂していたので八栗寺に改めたという。本堂左手前の聖天堂には弘法大師作の歓喜天がまつられ、商売繁昌を琴う信者で賑わっでいる。白みかげ右で知られる庵治の吋が山麓にある。

近くの観光
石の民俗資料館
良質の庵治石の産地である牟礼町。その歴史や、人と石との関わりがわかる資料館。石工の用具展示や、石工の仕事場、大正から昭和初期にかけての石切場風景なとが再現されている。また、周辺は「石匠の里公園」になつており、芝生広場に点在する石の彫刻がおもしろい。


大 師 堂









同じ境内に有る商売の神様歓喜天








五 剣 山


紅 葉 時 八 栗 寺







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